うつ病_うつ病の辛さについて
どうも鬱病おっさんです。
鬱病というのは,正直なところ生きているのがしんどい病気です。
本日は鬱病の辛さについてを書いてみたいと思います。具体的には,おっさんが今現在何が何故辛いのかを書きます。
辛さは人それぞれであり,あくまでおっさん個人が感じていることを書きますので,全ての鬱病患者に当てはまるわけではないとは思いますが,一例にはなるかと。鬱病患者の方や周りに鬱病患者が居る方に読んでいただきたいなーと思います。
本題に入る前に少し私の過去を書きます。
私は10年以上システムエンジニアとして会社に勤務し,結構な期間開発の管理業務に携わってきました。その結果,何事に対しても「原因を追究すること」(仕事で言えば,不具合が発生した際にその原因を追究して対策する必要があります)と,「客観的に見ること」(仕事で言えば,資料のチェック時に多角的視野で「誰が読んでも一意のみに解釈できる」ようにする必要があります)が癖になりました。
通常うつ病患者は自覚がなく,自身がうつ病であることを受け入れないことが多いと聞きますが,私の場合は診断される前に「メンタルがヤバい」と自己判断し,自分から医師へ相談しました。
さて,では本題です。
何故私は生きているのが辛いのか。この問題は難問でした。何せ何もしていなくても辛いのです。横になっているだけ,もっと言うと存在しているだけで苦痛なのです。因果を考えても,「苦痛」という結果に対し,原因となるものは「横になっているだけ」ですので何も発見できませんでした。そのまま悶々としたものを抱えて過ごしていました。
その後しばらくし,よくよく考えると,何もしていないのではなく,何もできないということに気が付きました。うつ病になる前は難なくできていたことが,うつ病になった後は全くできなくなっている,もしくは多大な労力を要するのです。例えば食事では,噛むという行為に大きな労力を要します。料理を作ろうと思えば,台所に立った瞬間に座り込み,何もできずベッドへ倒れこみます(以前は料理は趣味であり,辛い作業ではなかったです)。
以前「できていたことができなくなり,情けなく,ストレスを感じる」というのが私が出した結論です。
うつ病は精神的な病気ですので,うつ病ではない方に理解してもらおうと思うと,肉体的な内容で言うと理解し易いかと思います。例えば,ある日突然利き手が動かなくなったと想像してみてください。いつ治るかは分かりません。治らないかも知れません。そうなると大きなストレスを感じる予感がしませんか?
そのようなストレスを感じる幅が広く,ストレスを感じる感度が高まり,さらにストレスに対する耐性が激減しているのがうつ病だと私は思っています。
さて,今日はこの辺としたいと思います。
でわでわ