料理_節約_銀杏の処理
どうも鬱病おっさんです。
最近暗い話題ばかり投稿してしまいましたので,今回は明るいものを投稿してみようかと思います。
秋になりましたね。今回は秋の味覚である銀杏の処理についてを書きます。
おっさんの住む県では,街路樹としてイチョウが植えられている場所があり,落ちている銀杏を拾うことは合法です(どこかで同じ県の人が役所に確認を取ったというページを見たことがあります)。ただし,木を蹴ったりして実を落とすことは違法です。あくまで自然に落ちたものを拾うことが合法ということです。ということで,臭いさえ我慢すれば旬の秋の味覚をタダで味わうことができるのです。
以降,処理の仕方について書いていきます。
まず,イチョウの雌木を探します。これは特に難しくはありません。車で道を走っていて,イチョウの木を見かけ,かつ銀杏独特の臭いがする場所があればその辺りに雌木があります。臭いはかなり強いので,この探し方が一番分かりやすいと思います。
因みに実は以下の画像のように木に生っています。
この下には,以下のように銀杏が落ちています。
この中で,できる限り大きく,オレンジ~白色っぽい実を拾っていきます。拾いすぎかなーと思うくらいでちょうどいい量になります。
自宅まで持ち帰ったら,綺麗に種を取り出し,乾燥させる作業です。ここから強烈な臭いとの闘いが始まります。
まず,種を綺麗に取り出すための道具を紹介します。
ざると空のペットボトルと水と実の部分を捨てるゴミ袋です。あと,この銀杏の処理をする際,排水溝ネットを使用している場合はほぼ確実に詰まりますので,あらかじめ外しておいて下水道に直行してもらうか,作業後すぐに交換するかをお勧めいたします。
まず,実を手でつぶして種をペットボトルの中に入れます。この際,果肉が多少付いていても問題ありません。
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残った実の部分はゴミ袋にポイしましょう。
後はこの作業を繰り返します。種がペットボトルの1/3くらいまで溜まったら,水をペットボトルの半分まで入れます。洗うための水なので水道水でOKです。
ペットボトルの蓋を締めたら,思い切り振って下さい。こうすることで種同士が擦れ合い,こびりついた細かい実が取れます。大体10~20回くらい振ればOKです。
振り終わったら中身をざるに出します。
種を干物用のネットに入れ,ざるに残ったカスをゴミ袋にポイします。ざるを洗い,排水溝ネットを交換して台所作業は完了です。余談ですが私は家庭菜園をしておりますので,このゴミ袋に入った果肉は肥料にしています。
干物用ネットの方は,日の当たる場所に3日~1週間程度おいておき,乾燥させます。
乾燥させたら以下のように白っぽくなります。
最も簡単な調理法は,以下だと思います。
まず適量の銀杏をキッチンペーパーで包みます。
そのままレンジに入れ,1~2分チンします。ポンポンとはじける音が鳴ってきたら完了です。
後は殻を取り,塩をまぶせばおつまみの完成です。因みに,写真は1年前の銀杏を使って作ってみたのですが,半分以上は乾燥しすぎて食べられませんでした(涙)。食べる際は,春までに食べきることをお勧めいたします。
さて,今日はこの辺としたいと思います。
でわでわ